【脳を鍛える】くぼたのうけん・乳幼児期の手を動かすトレーニング
脳をきたえるには、乳幼児期に手を動かすトレーニングをすることが大切です。指を1本ずつ動かしてものをつまんだり、道具を持ったりする運動は、「精密把握」といい、このような細やかな指の動きは、2歳以上にならないとうまくできません。そのため、乳幼児のときから、繰り返しトレーニングすることが大切です。
この本では、できるだけ指を動かして、脳の発達を促すために、どのご家庭にも馴染みのある「おりがみ」を用いて、いろいろな角度から、手指のトレーニングを進めていきます。
巻頭口絵の100項目のチェックシートにしたがって、すこしずつトレーニングを積んでいけます。自然と手先が器用になり、脳がきたえられる一冊です。
<手と指を使うおりがみは……>
1 手先が器用になる
2 創造性が生まれる
3 やる気を高める
4 推察力・計画性を育てる
5 記号を理解する
6 色彩感覚を育てる
7 伝統や文化を大切にする
8 算数の感覚をみがく
などの効果があります。
くぼたのうけんとは
脳がもっとも発達するのは、生まれてすぐから3~4歳までのわずか数年です。くぼたのうけんでは、最新の脳科学理論にもとづいた緻密なプログラムで、脳の発達を最大限に促します。
「育脳」のためには今しかできないことがあります。お子様と毎日一緒に過ごすお母様の働きかけこそが、お子様の脳の発達を左右します。ぜひ脳科学にもとづく正しい育脳法を学んでください。
http://kubotanouken.com/
久保田競先生
京都大学名誉教授、医学博士。脳科学者。東京大学医学部・同大大学院卒業後、同大講師を経て、京都大学霊長類研究所にてサルの前頭葉の構造と機能を研究。同大教授、同研究所所長を歴任。2011年春、瑞宝中綬章を受賞。脳科学おばあちゃんこと、「くぼたのうけん」創設者、久保田カヨ子先生の夫。
・定価 : 本体1,500円(税別)
・ISBN:978-4-06-268977-9
・判型:B5変型
・ページ数:128ページ
・シリーズ:講談社の年齢で選ぶ知育絵本
講談社BOOK倶楽部URL:http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062689779